先日上陸した台風19号による被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
この台風で実家近辺の長野は千曲川の氾濫などで甚大な被害を受けました。
実家については被害等無かったものの、親戚宅が堤防決壊した場所からほど近く浸水被害を受けたため、急きょ片づけなどの手伝いに長野入りしました。
避難生活に家のことなどバタバタとしていると思われる中、自分にできることがあるのか、今一番必要としているものは何か、正直全くわからない状況でしたが、とりあえず居てもたってもいられず、向かいました。
水はかなり引いている様子でしたが、道には泥がまだたくさん残っていて、かなりの高さまで水位があった状況がうかがえました。
やはりこのあたりのりんごは壊滅的です。
ちょうどこの正面は、北陸新幹線車両が水に浸かってしまった車両基地です。
長野に到着して見る様子はそこまで普段とそれほど変わった感じはしなかったのですが、実際に親戚宅に近づくにつれ、かなりの被害状況に絶句してしまいました。
そのほか、見慣れた風景が一変していることにもショックでした。
親戚宅は、基礎が上がっていたにも関わらず床上1.2mほどの浸水ということで、片づけに追われていました。
まずは、床下にたまったポンプで排水しきれなかった泥水の排水を、ぞうきんやスポンジで吸ってはバケツに移しという作業を繰り返しました。
その後は、工務店の方と相談のうえ、1日でも早く水に浸かってしまって心配される壁の中を開け、乾燥させなければということで、浸かってしまった1階はどうせやり直すことになることから、できるだけ解体することにしました。
早速バールを入手し、壁の石膏ボードを壊していき、特に外壁には断熱材が入っていることからすべて取り出す作業にかかりました。
浸水した石膏ボードはすでにもろくなっており、壊したあとは断熱材を上下すべて引っ張り出しすということを繰り返しました。
引っ張り出した断熱材は完全に泥水を吸ったままとなっておりドボドボです。
とにかく1分でも早く取り除きたい一心で壁を壊していきます。
若いころに解体工事のバイトをしたことがあり、まさかこんな時に経験が生きるとは思いもしませんでした。
数人でとりかかり、1日ちょいで何とか断熱材が入っている外壁すべてと、内壁も浸水した高さ以下の石膏ボードを取り除くためすべて取り壊し、あとは大工さんに引き継げるところまで作業を終えることができました。
行くまでは何ができるのか、逆に迷惑でないかなど不安でしたが、結果的に微力ながら少しは役立つことができたのではと感じつつ帰ってきました。
スマートフォンから手軽にできるドラえもん募金行ってみました。とても簡単でした。
みなさまもぜひご協力いただければうれしく思います。
被災地では通常の生活に戻るまではまだまだ相当な時間がかかるだろうと思われます。
また、友人の実家も浸水してしまったと聞きましたし、今回は信じられないくらいの広域で被害が出ました。同じ長野でもニュースにもなっていないところも大きく浸水被害を受けている場所も多々ありました。
被害に遭われた方々へ謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
さて、最近のらんだむの練習の様子はこちらです!
バドミントンにとても良い季節になってきました。
らんだむで一緒にたのしく練習をしましょう!
今週もたくさんのお越しをお待ちしています♪
【koma】