すっかり春らしくなりました。
少し前になりますが3月中旬に、以前からボード滑りに行きたいね~と言っていた
メンバーと、思い立ったように日帰りで行こうという話になり行ってきました。
天気もあまり良い予報ではなかったため、行き先にはかなり悩んだのですが、
個人的に愛してやまない、昔からSKIのトレーニング目的で訪れていた
長野の「野麦峠スキー場」まで足を伸ばしました。
「野麦峠スキー場」は、超穴場のスキー場といわれることが多いのですが、
閉鎖の危機を乗り越えながら存続しているスキー場でもあります。
その昔「奈川村」という村営のスキー場で、村が合併で松本市となった際に
乗鞍などを含め、複数のスキー場を抱えることになったことから切られる対象と
なってしまいました。
市は、経営を民間に委託することとし、決まらなければ閉鎖というギリギリの
状況に追い込まれていきました。最終的には、現在の指定管理者がその後の経営を
行ってくれていることで存続されています。
と、ここまで聞くとさぞかしあまり良くないスキー場なんだろうと思う人も
多いかもしれませんが、これが全く逆で非常に素晴らしいのです。
規模は中規模で、決して大きなスキー場ではありませんが、
最上部は標高2130m ベースでも1400m 標高差730m 全長4kmの縦長に
配置されたコースでリフト4基とは思えない、コンパクトながらも
バラエティに富んだコースを多く持ち、初級者はもちろん、中上級者には
大変満足度の高い斜面構成になっており、レーサーなどからも絶大な信頼を
得ています。
ただ、パイプやパークなどは一切ありません(^_^;)
また、目の前には乗鞍岳をはじめ、穂高連峰・御嶽山を望む景色は絶景です。
そして何よりも、洗練されていない田舎臭さは何とも言えません。
そんな野麦ですが、交通の便が比較的悪いせいか、どうしても穴場的な存在と
なってしまっているのです。
ただ、昔は岐阜県中津川から、国道19号線を木曽方面に走りひたすら下道を行く
方法しかありませんでしたが、現在は長野県の伊那インターで降り大きなトンネルを抜け
山道というルートが最短時間となり、決して下道が短いということはありませんが、
時間がかなり軽減されていますので、大分良くはなっています。
そして、この道のりを超えるだけの満足度は必ずあると思います。
少なくとも、あの混み混みの岐阜エリアを考えれば、天国のようです。
このような素晴らしいスキー場ですから、コアなファンも多く
自分も少しでも貢献したいと思い、行ける機会があればとたまに足を運んでいます。
と、長くなってしまいましたが、とにかく素晴らしいところで、
絶対に失いたくない場所なのです・・・
ご存知の方も、ご存じでない方も、機会があればぜひ訪れて
いただきたいスキー場です。
当日はというと、何ともドラマチックな一日でした。
曇り
↓
雨(気温が上がり全国的に雨という予報通り)
↓
吹雪 (気温が急激に下がり一気に冬へ)
↓
晴れて快晴 (^○^)
すごいです (*´з`)
過去に雪上にはたくさん立っていましたが、なんとこんなにすべての天候を
一日で体験したという記憶は、ちょっと考えても無いように思います。
最後の最後に快晴となり、あきらめていた景色も、乗鞍・穂高連峰が
バッチリ見え最高の終わりを迎えられ、大満足でした♪
そして帰り道、中央道インター近くの伊那・駒ヶ根といえば、ソースカツ丼が
有名なのです。 これはなんとしてもご当地メニューを食べて帰りたいねと、
情報を得て住宅街にポツンと人だかりのあるお店を発見!
その名も「青い塔」
驚きました。
迫力ある肉厚と、厚さに反するような柔らかさと、
まわりにほんのり染み込んでいるソースがまたたまりませんでした。
今後の定番コース決定やな! って 食べ終わる前に
口を揃えてしまいました。
と、ここまででも、すごい満足だったのですが、長野県伊那市といえば
「かんてんぱぱ」の会社のおひざ元。
かんてんぱぱ?という方も多いかもしれませんが、
長野県では知らない人はいないのではないでしょうか。
そんなかんてんぱぱですが、意外と関西でも知る人ぞ知るブランドで、
お湯に溶かすだけで簡単に作れる、かんてんをベースにした
定番のゼリーをはじめ、様々な商品があり、子供から大人まで
おやつ好きにはたまらない商品がいっぱ~いあるんです。
ゼラチンの代わりに「かんてん」が使われているっていう感じでしょうか。
私はこれを食べて育ちました(笑)
一緒に行ったSさんは、なんと私も行ったことがない
工場見学に行ったことがあるそうで、実はすでにファンの一人でした・・
これには驚きました!
そして、これは買って帰らない手はないということで、スーパーをみつけ、
店内で探したんですが、なんとも圧巻でした。
さすが本場です。
めっちゃ大きな販売スペースにたくさんの商品が並んでいました。
というように、今後のとても良い定番コースを組めそうで、
これを機にランダムスノースポーツ同好会も発足? と、
来シーズン希望する人も誘って、ぜひ計画的に行きたいねと話していました。
ぜひ皆さんにも、野麦峠スキー場のファンになってもらいたいですね~ ♪